訪問日:2014年4月13日・14日
訪問者:吉田、荒木、板津
第5回樹林ワンパクと月deわんぱく、そして和光市民まつり(はらこ飯ブース)の収益より26万円分を図書(約300冊)に代えて、荒浜小のみなさんにお渡ししてきました。
13日。荒浜に到着し、お父さんお母さん達と再会。さっそく、堤防の様子など現在の状況を見に行きました。
はらこ飯づくりで和光市にもお越しいただいている岡崎さんは、震災の語り部としての活動もされています。震災時の話や現在の状況を、写真なども交えて説明して頂きました。
震災語り部の会「ワッタリ」
http://www.datenawatari.jp/index.php?id=61
「みやぎ復興ツーリズムガイド」に掲載されている、岡崎さん(奥さん)のインタビュー
夜は、荒浜漁港のすぐそばのレストラン「水けしき」へ。
荒浜のお父さんお母さんと、和光市民まつりでのはらこ飯の話などで盛り上がりました。
その後、加藤さんのお宅でいろいろなお話を聞きながら、夜を明かしました。
14日、荒浜小学校へ図書をお渡ししに来ました。
なんと図書室に生徒が集まり、立派な贈呈式を用意してくださっていました。私達は、びっくり…こちらは、図書室の司書の先生のお話です。右にいらっしゃるのが、校長の齋藤先生です。
和光市社会福祉協議会の荒木さんが代表して、図書を贈呈しました。
荒浜小学校、6年生のみなさんと共に。
みんなさっそく、手にとってくれました。
贈呈式にはNHK仙台放送局や、河北新報の取材も来てくださりました。
本の種類は、生徒のみなさんのリクエストで選びました。読みやすくてみんなが好きそうなものが多く、リクエストをお聞きしてよかったです!
にぎやかな図書室。
樹林ワンパクの気持ちが目に見える形になったこと。実際に生徒のみんなと触れ合えたこと。荒浜に直接届けに来てよかったと思う瞬間です。
この樹林ワンパクの集合写真、なんと普段は校長室に置いてくださっているとのこと。和光市と荒浜はつながっています!
校長室から、校庭の様子です。
防災担当の先生と共に、防災設備について校内を周りながら説明して頂きました。
校長先生もお忙しいところ大変親切に対応して頂き、ありがとうございました。
震災時は、荒浜小の屋上へ多くの方が避難しました。
屋上より、新設されたばかりの外階段です。津波警報により屋上に避難した後、校内から出火した時に、ここから降りることなどを想定して作られています。ちょうど先日、避難訓練で初めて使用したそうです。
外階段を下から見上げた写真です。これからも防災訓練を繰り返し、さらに改善していくという校長先生のお話でした。
今回の訪問では、荒浜小の生徒のみなさん、校長先生、司書さんや先生方とお会いしながら、直接図書をお渡しする事ができ、本当によかったです。贈呈式を用意してくださった荒浜小の先生方、荒浜のお父さんお母さん、そして和光市で樹林ワンパクにご協力頂いたすべての皆様に感謝いたします。今回の訪問については、5月11日に開催する『第6回 樹林ワンパク』でもご報告いたします。引き続き、樹林ワンパクをよろしくお願いいたします!
追記:訪問の様子が放送されました。